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欧米富裕層を魅了するヨットチャーターの可能性

ヨーロッパでは、スキッパー(船長)付でヨットを1週間単位でチャーターし、バカンスを楽しむ文化があるらしい。

1年前、欧米のクライアントから日本でヨット・チャーターできないかという問い合わせが立て続けにあった。日本には、ヨット・ハーバーはあっても、ヨット・チャーターの文化は普及しておらず、しかも英語対応ができるとなれば、現状、受け入れ先は国内で指折りの数しかない。

昨年9月、横浜のフローティングヨットショーで服部さんという方と偶然、お会いした。なんでも地元でヨット・チャーター事業を新たに始めるという。「ぜひ、一度」とお誘い頂いたので、社交辞令だったのかもしれないが、直ぐにアポイントを取り付け、三重県は伊勢志摩へ向かった。

出張先の京都から電車を乗り継ぎ、伊勢志摩ライナーの終着駅・賢島駅で服部さんと合流。早速、船着場からお迎えのヨットに乗船した。

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賢島は古くから真珠の養殖で有名な英虞湾に浮かぶ有人島で、国内有数のリゾート地だ。2016年5月の伊勢志摩サミット開催地であり、アマン初の温泉付きリゾート・アマネムが開業するなど、注目を集めている場所であるが、インバウンド旅行客の訪客数は伸び悩んでいるという。

まずヨットで向かったのは、賢島の対岸。Riasのテラスで昼食をご一緒した。そこからの眺望がとても美しく、すっかり魅了された。

「伊勢海老に松坂牛、ここは食の宝庫。まだまだ可能性がある」と語る服部さん。地域の可能性を信じ、地域の事業に投資をする事業家の言葉は説得力がある。

ヨットでさらに英虞湾内を移動し、今回、新たに調達したというカタマランヨットに試乗させて頂いた。

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定員12名乗り。ゆったりとしたメインのサロンスペース。ここでBBQとか最高だ。

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ダイニングスペース

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ダブルベットルーム

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今回、服部さんが始めるヨット・チャーター事業は、間違いなく欧米のインバウンド旅行客の呼び水になるはずだ。

償却資産であるヨットを地元の優良企業が所有し、オペレーション会社がヨット・チャーターとして貸し出す仕組みができれば、日本でも一気にヨット・チャーター事業が日の目を見ることになると思う。シェアリングエコノミー時代に相応しい取り組みでないだろうか。

視察日:2019/10/23

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