ブログ

GO TOトラベルの効果と是正点

GO TOトラベル事業の総予算は1兆1,248億円(事務局経費含む)。 観光事業者に直接、補助金を出せば良いという声もありました。

しかし、補助率は50%(35%割引+クーポン15%)で、旅行代金の50%は自己負担。 総予算の倍額の経済効果を生むので、補助金を事業者に渡すより効果は大きくなります。

観光産業は実に裾野が広い産業で、人が動けば、観光(ツーリズム)です。 宿泊、飲食、鉄道、航空、旅行会社、エンタメ、スポーツ、小売などが関係しています。 ホテル一つをとっても、食材納品業者、清掃業者、リネン業者などが深く関係しています。

GO TOトラベルは旅行需要の回復に貢献しています。 しかし、突貫で作り上げた制度設計。あとから問題点も出てきました。アクセルを踏む制度だっただけに、感染拡大局面でのブレーキを踏むことに弱いのもその一つ。 制度設計・運用の見直しに対して“寛大に”事業者も利用者も受け入れていく必要があります。

加えて、GO TOトラベルは、カンフル剤であり、需要の前借りの要素も否めません。効果を最大化する為にも、補助率・対象日時を見直していくべきと考えます。

そして休暇の分散も今こそ真剣に考えるべきタイミングです。同じ時に皆んなが休めば、やはり密になってしまう。 補助事業だけでなく、未来を見据えた、政策立案を政府に期待します。

PAGE TOP